日本で進行する家庭崩壊を何とかしたい

 普段ニュースを見る中で、家庭内の事件が多いことが気になっていました。虐待や殺人が家庭内で起こっている現状を見て、とても心が痛くなりました。それは、私自身、家族が大好きだからこそ、なおさらそう感じたのかもしれません。ニュースを見ても分かるように、日本では家庭崩壊がさらに進んでいます。このような現状のままではいけないと、強く感じていました。 

 

家庭問題に関心を持ち、自分でも調べていくと、その背後には「共産主義」という思想が関わっていることが分かってきました。共産主義では、家庭は夫が妻を、親が子供を搾取・支配するための構造だといい、「搾取や支配は良くない」と、日本の結婚や家族制度を破壊しようとしています。

  残念ながら、このような思想がメディアや教育界にまで浸透し、家庭崩壊に進むような価値観が拡がり、日本各地の自治体では、家庭崩壊を助長するかのような条例まで作られています。 

 

私は、自分のお母さんが支配されているようには思えませんし、私も支配されてきたと思ったことはありません。私自身、家庭の中で愛され、また愛することを学びました。

 

このまま家庭崩壊がさらに進むと、親に十分愛されず、心に傷を負った子供たちが非行に走ったり、青少年犯罪の増加、青少年の自殺の増加に間違いなく繋がっていくでしょう。またそれだけでなく、家庭崩壊によって、結婚や家庭に希望を見出せない人たちが増え、少子化にさらに拍車を掛けることになりかねません。 

 

多くの国では、憲法に家庭を守る「家庭尊重条項」があるのに対して、日本の憲法にはありません。そこで、共産主義思想による家庭崩壊や、そのことによって引き起こされる社会問題を解決するためにも、日本国憲法に「家庭尊重条項」を明記できれば良いのではないかと考えるようになりました。 

 

私がUNITEに参加しようと思ったのも、日本で進行する家庭崩壊を何とかしたいと思ったからでした。日本の未来のために、家庭の大切さを訴え続けていきたいと思います。 

(福岡工業大学3年 工学部 女性)